2024年度介護食士夏季研修会における講演
2024年8月5日、公益社団法人全国調理職業訓練協会主催の2024年度介護食士夏季研修が奈良調理短期大学で開催され、講師をお務めさせていただきました。
講演テーマ:摂食嚥下の仕組みと食支援
テーマは「摂食嚥下の仕組みと食支援」で、介護現場での食支援における基礎知識と実践的なアプローチについて詳しく説明しました。あわせて、在宅訪問栄養食事指導の具体的な内容についても事例を挙げてお話しました。
調理実習もおこなわれており、とても綺麗な季節感のある素敵な食事を作っておられ試食させていただきました。見た目も味も素晴らしい食事でした。
研修会後に実施したアンケートで皆様からいただいた貴重なご意見を、いくつかご紹介させていただきます。
- 事例を行っての講義でイメージがしやすく、相手の立場に立っていること、観察することの大切さがよくわかりました。自分は在宅の栄養士という仕事についてよく知らなかったので勉強になりました。
- 介護施設の調理場で働いていたこともあって、『介護食』というものは理解していたと思っていたが、支援するだけでなく、その家族の身体、考え方も包括的に、サポート、これからが『介護食』の一貫なのですね。とても実際になる話ばかりで聞き入りました。ありがとうございました。
- 現場で働いている話は説得力があり、テンポ良く聞きやすかった。口から摂る栄養の大切さが良かった。
- 同じ管理栄養士として、実際に現場で対戦している方のお話を聞く機会はなかなかないので、興味深く聞いていただきました。
- 実践的で、とてもやすかったです。在宅率も高く、指導や訪問の大切さやヘルパーさんへの指導、ヘルパーさん自身の力も素晴らしいと思いました。せめて在宅へ、は当然理想です。最後にと同じものが食べられた、の言葉は素晴らしいと思いました。
これらのご意見をいただきました。ありがとうございました。